砧の歩み

おかげさまで34周年! 砧がオープンしてからの歩み、歴史を紹介しています。

貸別荘-母屋

古民家を利用した貸別荘

喫茶砧

喫茶 砧

いい旅夢気分

清水國明さんがご来店

パン工房

当時のパン工房店内の様子

カフェラパン

カフェラパン国立

カフェ砧の店内

現在のカフェ砧店内

1990年(平成2年)「貸別荘&喫茶 砧」オープン

霊峰富士を見上げる築200年の古民家を改装して、「貸別荘 砧」はオープンしました。湖畔から一歩入った静けさと、いろりを囲むくつろぎを喜んでくださるお客様が、全国からいらしてくださいました。宿泊客の皆様には隣接の喫茶室で手作りの焼きたてパンを提供しました。

1995年(平成7年)「パン工房 砧」オープン

宿泊されたお客様からのクチコミで、「砧」のおいしいパンを食べたいという方が増えてまいりました。そこでオーナーの堀内がその頃まだ珍しかった自家製天然酵母の研究を重ね、「パン工房 砧」として新たにパン工房をオープンしました。

貸別荘だった古民家はお客様のお休み処として開放され、焼きたての「砧」のパンを楽しむ方々で賑わいました。全国発送も承るようになり、お客様の輪が広がっていきました。

「パン工房 砧」が好評をいただき、テレビの旅番組や旅行雑誌などに、たびたび取り上げられるようになりました。今も大人気の「ナッツショコラ」などを始めとする、「砧」オリジナルの各種ハード系天然酵母パンは、当時の女性スタッフと二人で考えだしたものです。彼女はその後独立して、山梨県甲州市勝沼で素敵なパン屋さんを開いています。
パンテーブル

2003年(平成15年)

もらい火により母屋の古民家が全焼。幸いケガはありませんでしたが、やむなく「砧」は休業となりました。約1年後、パン工房のみ再開しました。

2006年(平成18年)「カフェ・ラパン国立」オープン

「パン工房 砧」の姉妹店として、「砧」の天然酵母パンを扱うレストランカフェ「カフェ・ラパン国立」が、東京都国立市にオープン。そこでうまれたオリジナル・パンメニューの「ラパンボール」は、各雑誌の特集にとりあげられました。

※2009年の砧リニューアルに伴い「カフェ・ラパン国立」は閉店いたしました。カフェ・ラパン発のオリジナルパンメニューは現在「スローガーデン 砧」のカフェメニューとして大人気です。

2008年(平成20年)

数年間の修行を終え、砧から巣立っていった若きパン職人の青年が山梨県都留市に独立開業。おいしいパンの輪が広がります。【パン工房 稔(みのり)

2009年(平成21年)「スローガーデン 砧」としてリニューアルオープン

半年間のお休みを頂戴し、店内外の全面改装を行いました。これまでご不便をおかけしてきた駐車場を、道路に面して広く新設しました。四季折々の移ろいを楽しめるガーデンを整備し、店内には雨天でも安心のカフェスペースを設けました。敷地内の古い土蔵(くら)を利用した「蔵ギャラリー」では、内外の陶芸家などの作品を展示頒売しています。

2022年(令和4年)「パン工房 砧」を閉店

30年近くにわたりご愛顧いただたパン工房を閉店いたしました。
ご挨拶

2023年(令和5年)「砧のパン教室」を開催

「焼きたての酵母パンを食べたい」「砧のパンを自分でも焼いてみたい」というお声を多く頂戴し、パン教室の開催を始めることにいたしました。焼きたてパンの香りに包まれる幸せな時間が流れています。


「スローガーデン 砧」オーナーからひとこと

オーナー近影

長く暮らした東京より、主人のふる里である河口湖町へ居を移して「砧」を始めてから、はやいもので30年余りの年月が経ちました。なにもないところからのスタートでしたが、地元の方々、親類家族、そして何より全国のたくさんのお客様方の、あたたかい応援に支えられてきました。これからも「スローガーデン 砧」を皆様で育てていっていただければ幸いです。どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。(堀内)